あれは遂さっきの出来事のような
随分前の出来事の様な複雑な思いです。
何度かブログを更新してみようとも思ったけれど
何から書けば良いのか
何を書けば良いのかわからず26日が過ぎました。
当日、僕は3時アポの予定が早く着いたので
小鶴新田のヨークベニマルの駐車場で書類のチェックをしていた時に
携帯の緊急地震速報が鳴り、数秒後に激しい揺れを感じました。
周辺に危険な物がないか確認し、車から降り辺りを見渡しました。
だだっ広い駐車場の真ん中に立っていた僕の目の前のアスファルトに亀裂が走って来た時の恐怖は忘れられません。
嘘だろと思う程に長く激しく揺れ続けました。
全ての物が無くなってしまうと感じる位に激しく長く揺れ続けました。
店舗の看板は有り得ない程に団扇の様に揺れ
アスファルトはうねうねと波のように歪みながら揺れていました。
ボンっという音と共にヨークベニマルの電気が消え
中からたくさんの人が悲鳴と共に出てきました。
揺れが多少おさまったと感じ
一目散に車で奥さんのお店に向かいました。
信号が全て消えた道路を家族の安否が心配で涙を流しながら
余震とも本震ともわからない激しい揺れの中を運転した事を覚えています。
夢中でどの道を通ったのかも覚えていないけれど
お店にの外に出ていた瑠里ちゃんと笑里が見えた時のあの安堵感は一生忘れない。
そのあとは商品が散乱し停電しているセブンイレブンで食料を買い
真っ暗なコダマ薬局で懐中電灯でオムツを探し買いました。
家族が心配で本当は今すぐ帰りたい筈なのに献身的に懸命に働いている皆さんにただ本当にありがとうございますとしか言えない自分の事だけ考えて買い物している僕は申し訳ない気持ちで苦しかった。
その後、実家に寄り家族全員の無事を確認した時には段々と日が沈み
テレビからは壮絶な映像が流れ続け
3月半ばだというのに追い打ちの様に大粒の雪が激しく吹雪いていました。
その現実とは理解し難い景色の中
本当に神様はいるのだろうかと思いました。